う〜ん、アニメ自体は非常に面白いのだけど、物語が全面的に乗れないんだなぁ。いや、自分の価値観が甘ちゃん過ぎるのかもしれないけど。 どうも、主人公の苦しみが作り手のマッチポンプに見えてしまうというか、無理くり主人公を不幸のドツボに追い込むよう…

映像としては本当に文句が無いのだけど、現状では物語自体がどうかはよくわからないなぁ。今回に限っては、最初から明らかに壊されるべき日常が形成されていくのをじっくりやったのが厳しかったなぁ。踏むべきステップであるのはわかるんだけど、もう少し簡…

エロいなぁ・・・素晴らしい。でも、あれだけエロかったり殺しまくる脚本の中で不自然なパンチラ隠しだけが不思議。 それにしても、なんであんなにウルトラネタがあったんだろう？しょっぱなの一枚絵の科特隊に加えてバルダック星人やらポール星人やら、よく…

何だか作品とか物語とかとして見るべきでなく、環境BGアニメとしてぼんやり見るべきものな気がしてきた。自分にとっては。漫画を流し読みする感覚で。積極的にキャラの可愛さとかやり取りのおかしみみたいなものを拾っていくと、引っ掛かる部分だらけになっ…

先に見た人の中で芳しくない評判を聞いたので期待し過ぎないよう見たけど、そこまででもなくかなり楽しめた。確かに絵に比べて人物の内面が子供っぽいのはあって、職業人としての挟持とか誇りとか、そういうものに欠けてただ遊んでるように見える部分も多い…

面白い範疇だけど、各種ネタへの戸惑いの方が上回ってしまって最後まで何だか座り心地の悪いまま終わってしまった(^^; 何であんなに年代ネタを詰め込んだり、混ぜっ返しを繰り返したりしたんだろう？特に年代ネタは、流れを止めてまであんなにフレームど真ん…

う〜ん、映像としては非常に面白いのだけど、内容にほとんど心打たれない。 原作を全く知らないのだけど、気になった部分、ずっと袖から手を出さないとか、ちびっ子が巨乳っ子を襲うとか、ちびっ子の天然っ子への思慕と行動とか、脳内で頑張って四コマ漫画に…

見終わった直後まではスカッとしたのだけど、見終わってから物凄く物足りなくなってくる。見たかったもの、ドラマとか小テーマとか全部すっ飛ばされてアトラクション的な方面に逃げられてしまったような。確かに作画は凄まじかったのだけど、正直、タクトが…

都築真紀原作だけど、なのはほど無闇なシリアスでないと聞いて、なのは嫌いな身としても一応見てみることにした。見やすい時間だったし。 けど、、、これ面白いのか？ デザインも世界も設定も物語も既視感バリバリな所で、最後にどんでん返し、をしたんだろ…

何だか流れの中の一本としてはいいんだけど、前回までの一本一本の粒立ちからするとどうも物足りない印象。最終回への助走段階なのはわかるけど、校長とか担任とかの距離感に遠近感が欲しかったり、ケイトの黙した内面の描かれ方も物足りなかったり。後半も…

前回分書いたつもりだったのに、さらに書いてたらブラウザ落ちるとかもうどうでもよくなってきたのでダイジェスト。 第22話「神話前夜」 抽象化と思わせて具象、サカナちゃんの話との符合、それらによる凝縮感 でも現実的に芝居としてどうだったんだ？ 大き…

暇無くて書けなかった以前の分はざっくりと。 第19話「三人の日曜日」 ワコの態度が結局どういう意味だったのかと受け止めかねていたのだけど、最新話からしてやはりタクトへの思いの発露ということで良いんだろうなぁ。ケイトとの分担という点でも。 第20話…

面白いは面白いままだけど、ちょっと底が見えちゃったというか。まだ先の先までは見えてないんだけども。連続性の強い１クールものって、ひとネタの開示だけに終始しちゃうことがままあって、ネタの内容と開示の仕方にもよるのだけど、どうしても質量共に食…

この３話でのさやかと杏子の変遷はみごとだよなぁ。杏子はぐるっと立場が逆転しちゃったし（まぁそのために織り込み済みで出てきてるんだろうけど）、さやかはもうひたすら突き進む。その行き過ぎ感にも納得できるものがあるのが巧さだよな。単純に上げて落…

杏子への嫌悪感が気付いたらどっか行ってしまったのは、さやかへの指摘にどこか的を射るようなものがあったことと、何よりキュウべぇへの生理的嫌悪と恐怖が完全に上回ってしまったのが大きい。ま、さやかへのいらつきは依然としてあるわけだけど。 それにし…

あー、これはケイトを好きにならざるを得ないわー。大好きだわー。 ってか、何あのスガタの眼鏡天国。久々に嫉妬とかしたわ・・・ これはもうスガタが空白の中心として物語が進んでいく感じだけど、どこまでいってもタクトがマレビトでトリックスターのまま…

とりあえず杏子が不快、そして微に入り細に入り包囲網を形成するキューベーのスカウトトークと、もういや〜な状況だらけなんだけど、それらが相まってガンガン内容のボルテージが上がり不快感の飽和状態へ向かっていくからこその面白さだなぁ。それゆえのほ…

今更だけど、ほかの榎戸脚本アニメの中でも妙にウテナとフォーマットが似ている度合いが高いのが気になり始めた。三部構成とか、敵の首魁に近い人物が第２部で半ば表舞台から消えて３部で帰ってくるとか。女の子を守るため主人公が孤軍奮闘するとかはよくあ…

今回も見ててのインパクトは相当なものがあったんだけど、思い返してみると粗筋としては地味で意外な展開というものはそれほどなかった。逆に考えると映像としての出来が振るっていたということになる。粗筋を考えればつまらなくないのに映像を見ると最高に…

結局銀河美少年が何なんだかよくわからないまま劇中で二度もテクニカルタームとして出てきたり、タクトの復活パワーアップの要因が明確でなかったりする訳だが、それはともかく異常に面白い。後から考えればミズノの能力をただその一点のためだけに使うのか…

なるほど前回の物語のどこかハネない印象は今回への振りだったんだなぁ。生温い人間関係と安易な成功体験を印象付けておいたわけだ。 ほむらが今回ほぼ初めて言行の結果的な正しさを示すことになった訳だけど、それがさやかに受け入れられず一方的な対立関係…

いやぁ、日高のり子の演技がたまらなく嫌悪感を覚えさせて感動を覚える。そもそも「お金貸して」が一言目に出る脚本が素晴らしいんだけど、それを完璧に演じてる。下手に耳触りのいい声だからこその嫌らしさってのもあるし、ちょっと拍手を送りたくなる一連…

ちょっと設定やあんまり深くないドラマメインだったけど、とりあえずはあの異世界描写だけでだいぶ満足できてしまった。あの表現は偉大。 どうもさやかがほむらに対して敵意をむき出しにしっぱなしにしているのにはちょっと違和感。まどかの内面を対比で際立…

OPもEDも普通のアニメっぽくなったのはちょっと残念。まぁ、前のOPはやや込み入った人間関係ゆえの特定のキャラクターに先入観を持たせず見せるための必要に応じたものだったのかな？とりあえずサカナちゃんが完全フェードアウトでなくて喜ばしい。ケイトに…

世間では物凄く評判が悪いのだけど、嫌いじゃないのだが。世界観も設定もよあやふやなまま、リアリティが云々ていう指摘はナンセンスだと思う。これは嫌々ながらも（という硬派ぶりたがり）女の子に囲まれチヤホヤされ、幼馴染みからはドタバタしつつも行為…

現状で物凄い面白かった。主に２点。中心的キャラクターの表情による感情表現の執拗なまでの細やかさ、そして写真コラージュのアニメーションを用いた異世界表現の新奇さ。蒼樹うめキャラに関してミスマッチとする不満が一部に見えたけど、これは絶妙のマッ…

作画の乱れは目立ちつつも、とりあえずメインキャラの作画時は頑張ってる感じなんだけど、レイアウトの平面感と脚本の展開がどうもそそらない。広い意味でエロくないんだよなぁ。ちょっときれいなだけで。エロいのはやたら多用された正面からのリオの胸揺れ…

チューチューってのはウテナを思い出すなw ベニオのスガタへの恋心っていうのは以前にも出てきたけど、初めてまともな形で描かれた感じか。しっかし、こう見ると島に古くからいる連中にはスガタはモテモテなんだな。一方でそれがタクトへの思いに置き換えら…

４本見て色々と理解。起承転結になってたことがまず一つ。それでわかりやすくなったことには、それまで色々と脇で夢とか懐かしさがテーマだと言われてもいまいち掴めなかったし、作品の主軸も見えない感じだったのが、起承転結を経ることによってだいぶ納得…

さんざん悩んでる風なのが、実のところ自分が強すぎるからっつってサクッとヤラレキャラに落ち着いたボクサー君を瞬殺してギャグに転換してしまうのがこの作品であり、このキャラなんだよなw 面白い具合にこの主従のキャラクターは転調したよなぁ。そんな中…