STAR DRIVER 輝きのタクト

暇無くて書けなかった以前の分はざっくりと。

  • 第19話「三人の日曜日」

ワコの態度が結局どういう意味だったのかと受け止めかねていたのだけど、最新話からしてやはりタクトへの思いの発露ということで良いんだろうなぁ。ケイトとの分担という点でも。

  • 第20話「描かれたあの日の虹」

ああ、こうやって伏せられてきたバックグラウンドがかなりの割合で明かされても、あくまで現行の物語進行のブースターになるだけど作品全体への興味を損ねないっていうのはやっぱり良いなぁ。2クールあるのもあるし、これまででドラマをきっちり詰め込んできたというのもある。2クールはやっぱり欲しいよな。
カット単位で時間の経過を見せるコンテとか、現在と過去の三人組の関係をオーバーラップさせる構成とか、色々とたまらない。意味性の凝縮というのがツボなのだと今更自覚w
今回のやられ役さんの得た結論(思い込み込み)は、結局のところ次回以降に影響しなかったということなのかな?

  • 第21話「リビドーなお年頃」

見終わってからダイターン3と指摘してる人がいて納得。自我の異常肥大とか含めてメガノイドだわw
装置の外見や動作がアイアンメイデン的なイメージだったのは、マドカの死を覚悟してまでの享楽の象徴か。


結局、エロタイツコスの二人組はあの三人の関係を追い込んではっきりさせるための噛ませ犬的な役どころだったのだな。個人と世界が直結するセカイ系のような作りもありながら、結局のところその主人公も物語も世界を全く意識していなくて脇役ばかりがそちらを見ているというのはちょっと面白いところだよなぁ。あくまで物語は三人の関係とその象徴的な事象のみで出来ているという。
さて、今回の展開によるスガタ(とケイト)の動向と、構成として三人にかけられた過去の呪縛のようなものとの関わりがこれからの焦点か。それだけでないサブストーリーが豊富なのもあるんだよなぁ。楽しみは尽きない。それだけに後番組のCMが何度も何度も入るのが苛ついてしょうがないし、見る気が失せる(^^;