Aチャンネル 第1話「好き」

う〜ん、映像としては非常に面白いのだけど、内容にほとんど心打たれない。
原作を全く知らないのだけど、気になった部分、ずっと袖から手を出さないとか、ちびっ子が巨乳っ子を襲うとか、ちびっ子の天然っ子への思慕と行動とか、脳内で頑張って四コマ漫画に置き換えてみると大して違和感を覚えなかったので、メディア間翻訳の問題な気もする。媚びや誇張やドラマの仕組みというものが五月蝿くて感情移入を阻まれた印象。
やはり映像になって、疑似ながら現実よりな空間と時間進行を与えられると自ずとリアリティは違うものになるんだなぁ。なまじ映像の出来がいいだけにその乖離が激しくなるわけだ。そういう意味で立体空間的なリアリティを重視しない絵作りをしていたけいおんは巧かったんだなぁ、と。