魔法少女まどか★マギカ 第6話

杏子への嫌悪感が気付いたらどっか行ってしまったのは、さやかへの指摘にどこか的を射るようなものがあったことと、何よりキュウべぇへの生理的嫌悪と恐怖が完全に上回ってしまったのが大きい。ま、さやかへのいらつきは依然としてあるわけだけど。
それにしてもこの絶望感は凄い。キュウべぇは何らかの悪意や策謀を以てあのような嫌悪感に満ちあふれる行動を取ってきたのでなく、ごくごく自然に為すべきことをしていただけであるような状況。意識的にしていることならわかりあって行動を改める可能性はあるが、これは根本的に話が通じないという断絶があり絶望のレベルが違う。
でも、そもそもあそこまで違う生物に対して人間と同じメンタリティを求めて当然な態度こそが間違ってるんだよなぁ。過去の魔法少女ものお約束の定番だけど、そういうところに切り込む意図もあるのかもしれない。