STAR DRIVER 輝きのタクト 第17話「バニシングエージ」

今更だけど、ほかの榎戸脚本アニメの中でも妙にウテナとフォーマットが似ている度合いが高いのが気になり始めた。三部構成とか、敵の首魁に近い人物が第2部で半ば表舞台から消えて3部で帰ってくるとか。女の子を守るため主人公が孤軍奮闘するとかはよくあるシチュエーションだし、敵であり仲間である人間関係だったり双子の行き違いみたいなものは細部だし、そんなに気にならないんだけどねぇ。
しかし、普段から驚きの多い作品だけど、今回は特に驚愕の新展開の連続であった。まぁ、敵が銀河美少年だらけになってしまったのは、ドラゴンボールが気付くと地球人には及びのつかない世界になってしまったのを思い出して軽く苦笑いするけどw、このテンポの良いインフレっぷりが物語の展開と相まって非常に気持ち良く、行き詰まった末の無意味なものでないのがいい。戦いに参加できない人間が蚊帳の外になってしまう作品で無いしね。


で、設定の面だけど、今回の敵サイバディは以前にジャガーが催眠状態で乗ってたやつと同一だったけど、ドライバーとサイバディって一対一の絶対的な関係じゃないのね。一体のサイバディに対して適合する人間は世界中に複数いるってとこなのかな?