ラーメン大至@御茶ノ水

チャーシューメン880+ライス130

一時話題になってたのだけど今更訪問。夜営業始めてたのね。


昔からある普通の何の特徴も無いラーメンをきっちり作る(大意)のが信条とのことで、蘊蓄が色々と書いてあるのだけど確かにその通りで、わかりやすい特徴やパンチは無いのだけどかなりしっかりとしたスープで物足りなさが無くじんわりと旨い。本当によくある特徴の無いラーメンのように見せかけて、この印象深さは凄い。
その分、麺が印象弱い感じではあるものの、「普通のラーメン」ならこれでいいんだろうなぁ。対してチャーシューは蘊蓄に製法が色々書いてありように、生っぽく出汁の抜けた感は無いのにかなり柔らかくて旨い。主張が弱いようで強いスープと共通している感じ。


面白いなぁ。こんな味ってあるのか、と聞いていた以上の新しさを感じた。好みから言えば、老舗ラーメン店でももっと特徴が強いのだし、もう少しわかりやすい主張があってもいいと思うのだけど、ここまで禁欲的(?)に穏やかなバランスまとめたラーメンは実に貴重だよねぇ。あくまで「普通」というつけ麺も気になるなぁ。「普通のつけ麺」てどんなのだろう?