Panty&Stocking with Garterbelt 第1回〜第5回

やっと見られた。ん〜面白いは面白いのだけど、どこか自分に嵌らないのは何なんだろう?
カートゥーンチック、デザインチックなところに細々とやたら動くっていうのが一つか。何かデザインのリアリティと動きのリアリティが釣り合ってないように感じて、何だか乗り切れない。ついでに言うと頭身のせいで何をやってるかわからなかったりする。
んで、カートゥーン風にしておきながら日本アニメ的なキャラの媚びがしっかりあるのもどこか収まりが悪い。序盤に数回だけあった頭身が高くなってアピールするようなカットと、いかにもカートゥーンな部分で、もう少しきれいに切り分けて欲しかったと思った。
そこに下手な本家カートゥーンより下品でバカバカしいネタが乗る訳で、あらゆる部分で過剰なんだよなぁ。サービス精神の発露なのかもしれないけど、ちょっと楽しみきれないんだよなぁ。ラーメンでいえば、十分に出汁が濃いのにさらにニンニクをどっさり加え、甘めのタレも大量に加えられ、油も大量、具も肉たっぷりみたいな。慣れるのが大変だった。


あと、構成的に基本フォーマットとして後にパロディにされていくいうなことをたった一回しかしてないとか、早々に定番の流れを無視し始めるとか、主人公二人が姉妹とわかるのが第2回になってからでそのタイミングに必然性は無いとか、どうも気になってしまった。そういうことを気にしないで気楽に何も考えずに楽しむ作品なんだろうけど、そもそもの性分と上記の馴染めなさの為の意識的に楽しもうとする視聴の仕方をせざるを得なかったもので、そういうところへ意識がいくようになってしまった。


あとはダブルオーの超兵カップルキャスティングとか、実写爆発シーンの意味とか、気になる点は多い。そして小林治回は凄過ぎたw