けいおん!! 第20話「またまた学園祭!」

初めてこのユートピアの終焉が当事者の意識にはっきりした形でのぼることになったわけだけども、いやぁ、ずいぶん涙腺にもらってしまった(^^;
あのライブ自体が軽音部メンバーの学園生活の凝縮であり、この作品のこれまでの象徴のようなものなんだよなぁ。グダグダになっても失敗しても一瞬意味不明になっても、彼女達にも観衆にも楽しい幸せな時間であるわけで、それには終わりがくる。彼女達も視聴者もある意味、それぞれの終わりの予行演習を経験したというか終わりの始まりというか。


偶然見た感想に、なんであんなグダグダした空気やら細かい失敗やらリアルに描くんだろう?他はファンタジーなのに、みたいなのがあったけど、これは明らかにこの作品を楽しめていない人のものだと思う。第1期を見ていた頃の自分だったらこうだったかもしれない。そんな空気・空間を彼女達と観客≒視聴者と共有・共感することがこの作品の楽しみ方だと思うので。


しかし、ますます終わり方が気になるようになった。結構安心して楽しみにしてても大丈夫かな・・・?