ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第9話「旅立チ・初雪ノ頃」

切ない良い話、がちなんだけど、何だかいろいろと没入を拒むものがあるのはいつも通りだなぁ。今回の根幹の男女の関係だけど、そりゃ本人はそう言うかもしれないけど、本当にそれでいいのか?と思ってしまう。ついでにいえば、この感情の流れは男の願望だよなぁ。女性はもっとそういうものから自由な気がする。
んで、ずっと引っ張り続け今回のクライマックスとなるリオの件なんだけど、彼女が行くことで何が変わるのか全く明確じゃないのに、ほとんど伝説扱い(2年前に死んだばかりなのに)な姉とほぼ等価にすら扱われていて、どうにも興醒めする。せめてリオが何をするかはカナタに対して(=視聴者に対して)は伏せられてはいるもの、それでもカナタは希望を持って見送る、みたいな描写でもあれば違ったんだけど。