麺絆や 519@亀戸

小豚ふじ麺850+中盛50

二郎を食える状況になって、実はまず小岩二郎に行ったのだけど8時も半ばの段階で既にシャッターが半分下りてる。俺のこと嫌いなのか?
てなわけで、いつも妙に混んでてなおかつあまり印象の良くない平井はスルーして亀戸の角ふじ系へ。


二郎での小豚相当のものを頼むと数百円高くなるのはしょうがない。二郎の凄さこそ異端なのだから。
店内にコールについて全く触れられていないし聞かれもしなかったのでそのまま。以前からこうだっけ?それでもちゃんとうずたかく野菜が盛られタマネギが乗る。一見標高が高くてギョっとするが、単に丼が小さくて底面積が小さいが故なだけなのは角ふじ系に共通するところ。正直、こけ脅しでしかないし、食べ辛いから客に対して誠意的じゃないと思うんだけどねぇ。



小豚にして、結構な量の豚が載るのはいいんだけど、半分がたパサパサで終盤に食うにはちょい苦痛に感じるものも。旨いものは旨いのだけどね。
麺はいかにも角ふじな固い極太縮れ麺。二郎系は柔らかくてこそ、の信条を持つ自分には少し固過ぎるんだけど、まぁこの麺は固い状態で食べるために食べるための麺だろうから良し。
スープは最初からニンニク風味が多少有り。意外と出汁の濃厚感もあり、食べ進めるうちに背脂が次から次へと出てくるとあって、こういうものを食べたい!という食欲によく合致したものにになっていた。好みを言えば、もう少し甘みが少ないものの方が背脂の甘さが引き立って良いと思うのだけど、まぁ、こういうもののニーズはあるんだろう。


卓上の漬けニンニクや酢などを加えつつ食べ進めて、なかなか満足。二郎と比べれば不満点はそりゃあるけれど、完成度はこれはこれで悪くない。二郎っぽいものを、っていう気分で行ったので食べなかったけど、つけそば背脂や担々つけそばなんかも惹かれるものがあったのでまた来てみよう。