Phantom〜Requiem for the Phantom〜 第３話「実践」

今更だけど、この作品の肝ってアインとツヴァイの不完全に通じ合う関係性なんだってことをやっと気づいた。っていうか、真下二人組美少女殺し屋シリーズからして全部それなんだけど(^^;、女性同士でありつつどこか同性愛的な方向性を持った過去のシリーズに対して、男女でありつつ恋愛よりむしり共感による関係性の構築っていうのがまず大きな違いか。
状況に翻弄される先々への興味っていうのはもちろんあるんだけど、以前の真下（略）シリーズではそこに謎や伏線を大量に仕込んでいたのに対し、今作はむしろそっけないほど先がほとんど見えないような作りになっていて、より二人の関係性をフィーチャーした作りになっているのも違いだな。自分的にはどうでもいい伏線に頭を悩ますよりこちらの方がよっぽど面白くみられるので嬉しい。

パッと見では似たような風に見られがちだけど、決めつけてかかるのは良くない。やっぱり原作があると違うわ。面白い。