真マジンガー 衝撃!Z編 on television 第3話「出撃!あしゅら軍団」

第1話のおかげでゼウスが出ばってきてポカーンになることは避けられてるんだけど、それにしても分量多過ぎでしょう。これ事象をリアルタイムに経験すれば次から次への怒濤の展開のはずなのに、延々色んなもん挟み込んで、それがいちいち分厚いもんだから展開の体感速度が異常に遅くなってしまっているし、今目の前で起きている出来事の衝撃度や新鮮度もどんどん落ちていってしまう。何だか、物凄い旨いパンでサンドイッチを作ってもらって、そもそもそのパンを楽しみにしてたのに、想定外の具材を大量に挟まれてパンの味がよくわからなくなっちゃったような。パン1ミリ、具材15センチみたいな。
そもそも、ここで一から十までゼウスの由来とか説明しちゃう意味ってあったのか。このことを説明する必要があるならこのタイミングが最良だと思わないし、こんなところで説明してしまうならこの要素をびっちり説明する意味を見いだせないんだが。


第1話の詰め込みはあれでよかったと思うけど、2話以降普通に物語が流れていくものだろうと思ってたら、第1話のように詰め込むで無くストレートに行くで無く中途半端なんだよねぇ。玄田哲章のクドいナレーションなんか、永井豪臭がしっかりあって良かったんだけどなぁ。結局、今回はロケットパンチのシーンのみが楽しめるところだった。