シャングリ・ラ 第1話「少女帰還」

ムショ帰り、こっちはネンショーだけど、って流行ってんのか。


何というか、炭素本位制?とでもいうような世界の枠組み設定は面白いと思う。台詞上のやりとりだけじゃ具体的にはよくわからないけど、第三世界な外相さんへのインパクトやらでとりあえず感覚としては掴めた。
んが、物語としてはいまいち掴み所が無い。もう少し主人公自身からキャラが立っていればそっちが引っ張っていってくれたんだろうけど、外環境から定められたキャラクター性が主でまだちょっと足りない感じ。物語自体としても陣営ごとの関係性、何より主人公の属する組織は非合法性や思想めいたものこそわかるんだけど具体的行動も目的もわからないままだし、あらゆるな要素が中途半端にチョイ見せ状態なのが問題なのかも。
設定だけは面白いけど、物語が面白く転ぶか不安。