屋台らーめん 鷹流 高田馬場店

seemad2009-03-28

特製つけ麺1000


昨日の話。
塩つけ麺ののぼりが出ていて、そういや以前に券売機に準備中だったなぁ、4月から新メニューが始まるという話も聞いたし今のうちに旧メニューを試しておこうかと訪問。入ってみるとのぼりの塩つけ麺は券売機に無く、特製つけ麺のみ。先走ってのぼりを出しちゃったか?


さて、この特製つけ麺、すんごい待った。20分は軽く待った。麺が全粒粉麺と普段の平打麺の二種入っているゆえなのか、はたまた時間のかかる調理を後回しにしてほかの客を優先した故か。
その二種類の麺はこだわりが色々書いてあるようにさすがに美味しい。
つけ汁は、普段の塩スープのタレが濃くなったものに生のトマトの角切りが入れられているのだけど、トマトの旨味の偉大さを感じる味の膨らみ方がある。多少、生トマト由来の甘酸っぱさが特徴的ながら、トマト好きには問題無い。具の構成はいつも通りなところに、チャーシューが5枚。トマト風味なところに薄い焼いたチャーシューが入ると、ベーコンのような気がしてくる。

で、麺を半分ほど食べ終わったら言って下さい、と言われていたのでその通りにすると、つけ汁に卵とじのようなものを入れてくれる。あとで店頭の掲示をみると茶碗蒸しと書いてあるけど、ひだひだになっていたので卵とじだよな(^^; 中にはやや甘い味付けの牛肉を煮ほぐしたものが入っていて、卵とでつけ汁の風味がかなり変わる。卵とトマトの中華スープを思い出す。

さらに、麺を食べ終わったら雑炊にしてくれるというので器を渡すと、五穀ごはんを投入してくれる。温めてるかどうか聞かれたけれど、ご飯が煮崩れないものの方が好きなのでそのままで。
そして食べてみるのだけど、麺に対しては弱めくらいの味付けだったのが、ご飯に対しては塩分が効き過ぎてる感じ。スープ割りもして欲しかったなぁ。


行き帰り・食事で合わせて1時間コースになってしまったけど、これくらい色々なギミックがあるならギリギリ許容範囲かな。
味としてはこの店の方向性に同じく今時の流行とは違う中華料理の味の方向性で、今時なギミックの詰め込み方が新鮮な印象だった。