源氏物語千年紀 Genji 第6話「朧月夜」

破格の扱いだな、朧月夜!さすがに源氏の人生の岐路となった女。
そもそも朧月夜にそこまで具体的なイメージを持ってなかったところに、この強烈なキャラクターだから驚いた。こんなに濃いキャラクターにするんだなぁ・・・。てっきりもう少し若い、というか幼めなキャラクターのイメージだったのだけど、あえて派手なイメージを押したのかな?若さはリボンで匂わす感じとか?声が長沢美樹ということにもびっくりなのだけど、久々にテレビでこれだけの大役をやってるのを見る長沢の演技も含めて、どこか年齢を超越したようなこれまでの女性達とはまた少し違った女性性を抽象化したような人物造形になっていて面白い。外見に反して妙に可愛らしいのが印象的だった。切り替わりが早くて堂々としてるかと思えば頼りなく、猫のような、というのはこういうことなのかな。


それにしても、紫の上はかっさらってきたっていう設定は特段語られないのねw