CLANNAD AFTER STORY 第18話「大地の果て」

各部分部分は感動的なんだけどなぁ・・・。肝心要の部分に説得力が無さすぎる。
祖母にあたる人から話を聞いて、父親と自分の境遇を重ね合わせる、イメージシーンなんかはなかなかの出来だと思う。あれだけで十分わかるから、別に父と息子で境遇が似ていることを言わせるのはクドいと思ったけれども。
でも、あれでいきなり180度転進して父親を全肯定に回ってしまえるようには思えない。あそこに劇的な変化があるのは納得するし、いずれは父親を全肯定しうるだろうこともわかる。だがそれをあの時点で全て通過するには説得力が足りな過ぎた。
それだから、その後のシーンがどこか嘘くさく、乗り切れないまま流れていってしまった。そもそも子供はあそこまで殊勝なこと言わないよな・・・っていうフィクションにあるまじき思考まで頭をもたげてくる。


総じて急いでいて、部分が蔑ろな感じ。こんなに急いで、半クールも残った話数でやるべきことがあるのか。お涙頂戴でないことを祈る。