源氏物語千年紀 Genji 第5話「宿世」

いやぁ、飛ばす飛ばす!ここまで膨らませて、ほとんどオリジナルといえるような内容にしてくるとは驚いた。いかにも情念の人たる出崎監督らしい展開だわ。ただひたすら堪能。登場人物の誰にもどっぷり感情移入できないのに、その映像を誰に肩入れするで無く第三者的に見てこれだけ楽しめるっていうのは自分には珍しいことで、我ながら少し驚いた。


しかし、須磨流れは欠くべからざる展開として、次回のタイトルにあるように朧月夜は出てくるとして、巻名になってるレベルでも花散里や末摘花は出ずじまいになりそうな予感・・・もしかして明石も省略とか?となると六条院での紫の上の立場とかどうなるんだらう?ていうか、いつになったら源氏は紫をかっ攫ってくるんだ?藤壷関連に凄い力が入ってたのはいいとして、あと6話でどうするのか気になる。
まぁ、そもそも1クールで源氏物語をやるっていうのが無理なんだが・・・