CLANNAD AFTER STORY 第12話「突然の出来事」

あー殺人じゃないんだ。って原作知らない人間のかじり知識だけど。でも、あれだけ栄えてる町で違法物の販売程度であそこまでのことになるか?と思う。町の描かれ方が都会過ぎるのも問題か。


芳野が長々と過去を語った(しかもあれだけ濃厚な描写)後に、朋也と父親の物語という構成は対照するにあたって明瞭で上手いと思うのだけど、最終的なプロポーズが究極の逃げのようにしか映らないのは問題なんじゃないのか。実は身近にあった本当に大切なもの、芳野のいう見失ってはならないもの、家族・父親に向き合おうとせず、渚へ逃げた、というように映る。まぁ、逃げ続けた結果の悲劇の連鎖ということになるので、逃げたこと自体を責めるような物語の調子があるのは問題無いと思うのだけど、その論調に渚を絡めてしまっては、と思うのだけど。


それにしても思うのは、あの町って現実から遊離したユートピアだよねぇ。