R.O.D -THE TV- 第26話「それから」

何だか拍子抜けなほど健全で幸せな結末だなぁ。てっきり一波乱あるかと思ったけど、そこまでのこともなく物語として必要な程度しか波風は立たなかった印象かな。感動の結末というようなものが明確に無くて、日常へ戻っていく、というだけのエピローグだったのも少し拍子抜けの一因か。


結論としてはやや手垢のついた論理ではあったものの、今もそうなんだけどあの時代において、あれだけのまっすぐでポジティブで希望の持てることを肩肘張らずに本気で言える作品であったっていうのは、結構凄いことなんじゃないかと思う。どうしてもエヴァ以降、未だに、肩肘はってテンションを上げて盲目になって視野狭窄になってからでないとそういうことを本気で言えない状況があって、これだけナチュラルに、しかも作中でその言葉を聞いて自分の行動をふと省みてしまう、という描写に説得力を持たせられているということに感動を覚えるものがあった。
それだけにもう少し物語全体としての感動がもう少し欲しかったなぁ、というのがあるのだけど。少し残念。


で、今回の放映が始まる前から楽しみにしてた

最終話で、後期エンディングに映っていた二人が誰だかわかる仕掛けになっている。(Wikipediaより)

だけど、どこのことか全くわからず・・・アニタの麦わら帽はそれっぽかったけど、もう一人は?