麺喰屋 澤@小岩

seemad2008-09-21


ブラック担々涼麺860(+ランチタイムサービスで海苔とライス)


三ヶ月連続の一月限定涼麺シリーズのラストを食べに来てみた。


聞いていた通り&名前の通り、黒胡麻の黒と灰色のスープの中に、炭を練り込んだという黒い麺の取り合わせなんだけど、まずはその上の真っ赤なラー油や挽肉、糸唐辛子と、緑の水菜やニラのコントラストがまず目立つ。
で、このラー油がかなり辛い。いやぁ、ここの担々麺がかなり辛いということをやっと思い出した(^^; 冷えてるからそこまででもないのだけど、ライスの熱さと合わせるとなかなか強烈で、ラー油を別に出してもらっていたのだけど追加するなどとてもとても(^^;
というわけで酢を投入。キレが加わって個人的にはこの方が好み。

真っ黒な麺はやや独特な香りがあり、柔らかめでもしっかり弾力・歯応えのある面白い食感がある。この店の麺としては太めの中太から極太未満なかんじで、提供が遅めでややイラついた(^^;のだけど、そのせいかな?外見のみならない面白さ。
スープは担々麺にありがちな胡麻だけでのっぺりとした味でなく、胡麻の濃厚さのみでない複雑さがある。これは既存メニューに同様だな。辛味、挽肉、揚げニンニクチップが出汁による複雑さに輪をかけているのだけど、少し気になったのがニラ。頼んだことないけどトッピングの青ニラと同じものであろう、ニラを短くきざんだものなのだけど、冷えているせいかいまいち香りに影響を及ぼさない。おそらく暖かいメニューなら効果的に効くと思うのだけど。食後ずいぶんしてから香りの存在がわかった。


正直、野心的な前2作に比べて今回はずいぶん普通だなぁ、と期待してなかったのだけど、満足した。冷やし担々麺は大して美味しくない、というイメージを光麺に持たされてしまっていたなw 不自然な甘味酸味に頼らずともしっかりインパクトはあるし、楽しめる。
まぁ、ここの実力と既存の担々麺や胡麻らーめんのレベルを考えれば当然かw