麺 旬風@秋葉原

seemad2008-08-23


つけ麺750+味付け玉子100+ごはん100


今月開店の新店。駅から近いはずなのに見つからないなーと歩いてたら、完全に見落としで50m以上戻ったら見つかった。自己弁護するに、ちょっとラーメン屋っぽくない外装かも?開店したてできれいなのはもちろんなんだけど、店内が明るくて空間に余裕があって、外にアピールが少ない感じかな。


評判はそんなに良くないのだけど、券売機冒頭に大きなボタンのつけ麺を。つけ汁、具と麺の皿、梅酢・・・といっても梅酢より梅ペーストといったものが小さな器に入って出てくる。
麺は中太からやや太め、極太でなくいわゆる普通の太麺かな。つるんムチムチな食感でなかなか密度感があって、美味しい。具として、穂先メンマ、岩海苔、チャーシューがバラとロースの2種1枚ずつ。トッピングした味玉もそうだけど、チャーシューにちょっと味が薄いのは気になったかな。
つけ汁はやや優しめの魚介風味の動物出汁。らーナビによると鶏とか豚らしい。これがそのままなら旨いのだけど、ちょっと麺を食べさせる力に欠ける。そこに梅酢を加えると一気に深みが増して、麺を食わせるようになる。酸味や酢の香りがそんなに強い訳でなく、梅の味自体が嫌いでなければこれは絶対入れるべき。
さらに最後に、スープ割りを頼むと別の器でスープをくれたのだけど、これがそのままでもの凄い旨い。試さなかったけど、ここにライスを投入しても旨かったろうなぁ。もちろんつけ汁にスープを投入し、そのまま飲んでも、ライスを投入しても当然の如く旨い。鶏・魚・梅だもんねぇ。


いやぁ、満足した。梅を入れてからが本番だね。薄いとか物足りないとかの評判があったけど、これは十分な出汁の濃度はあるんだけど、味付けが上品なんだろう。とりあえず、この店のポテンシャルの高さが確認できたので、ほかのメニューも楽しみになった。また来よう。
それにしても、これだけの資本系ぽく無いしっかりした内容の店に、小ぎれいな資本系の匂いがしなくもない内外装はどうしたことだろう?ちょっと気になる。