コードギアス 反逆のルルーシュR2 第15話「C の 世界」

何だかプログラム言語の教科書みたいなサブタイだこと。Hello, World.ってかw


どうやっても勝てなかった父親が不死身になってもう勝てNEEEEEEEEEEEEEEEEEEE、って展開なんだけど、このメタファーって父親死後のイメージじゃないか?ほんの少し気になった。どれだけ意識されてのことなんだろうか?あと、やっぱりこの作品、高橋父子物語の系譜にあるなぁ、っていう印象を強くした。


それにしても、この作品のヒロインはC.C.なんだな〜っていう確信を持たされた回だった。ルルーシュにとっての共犯者で、力の付与者で、ある意味庇護者で、なおかつ今回に至っては記憶と経験をごっそり失った彼女をむしろ庇護する立場に立つ訳で、その二人にしかない関係を最も多く持った女性がやっぱりヒロインだよねぇ。R2になってこの方、C.C.の映像としての描き方がより女性として魅力的に書こうとする方向にシフトしてたのはやっぱりそういう意図だったんだなぁ。
なんかこう見てると第1部と2部の間で再整理がきっちり行われたんだなぁ、っていうのを感じだした。そういえば初期はどのキャラをどう生かすかっていうのが非常に希薄で緩かった印象があるのが、2部からはかなりはっきりと打ち出してるし。ただ、結局シャーリーに関してだけは、その段になって生きて物語上で活躍させる方法が見つからなかったんだろうなぁ・・・
そういえば、ランスロットが駆動するときのエネルギー装置とおぼしい立方体がクルクル回る描写が無くなったな。


扇とヴィレッタの件は今回のことでやっと最終フラグが立ったと思いたい。さすがに死なないわな。


さて、若本皇帝が不死になって、やっぱりこいつが倒すべき敵としてこの先も物語の中に君臨し続けるのかわからなくなってきた。一歩間違うと何かの展開の後に仙人のように引っ込んでしまいそうな気がする。やっぱり大きく立ちはだかるのはシュナイゼルだよねぇ。もしくは聖俗のそれぞれに皇帝とシュナイゼルをラスボスとして配置するんだろうか?