麺屋武蔵 鷹虎@高田馬場

seemad2008-06-13


夏つけ麺800


先週辺りから始まっていた冷や冷やのつけ麺だけど、暑くなったのを良いタイミングにして頼んでみた。これだけ暑くなったんだから店内にこのメニューが溢れてるかと思いきや、流石に汁麺を食べてる人は僅少だったけど、半分以上が普通に冷やあつのつけを食べてる。ちょっと意外。


冷や冷やらしい清涼感を以て、麺もつけ汁も透明なガラスの器で出てくる。
麺は普段のものとほぼ同じに感じた。やや柔らかめ・滑らかめにも感じたけど、環境が全然違うので何とも言えない。その上に、分葱・カイワレをメインにシソやミョウガも刻んだものがかなり大量に乗る。嫌いな人にはダメだろうなぁ(^^; かく言う自分もミョウガは苦手なので所々キツいところもあったけど、全体には大丈夫だった。それもつけ汁のおかげ。
そのつけ汁は半透明で一見ひたすらあっさりしてそうに見えるのだが、一口運ぶとかなりの食欲をそそる香ばしさ。ネギとかニンニクの揚げた香ばしさで、おそらく表面の油に含まれてるんだろうけど、見るとそんなに油も多くないし長く風味が続くのでスープにも要因があるのかも?このファーストパンチにしてやられて、あとはワシワシ食べるしか無くなるw
つけ汁自体は鶏メインかな?味付けは冷やしの常でやや塩分が高いのだけど、麺を食べさせるにはちょうど。また、中にレモンが主な味と思しいゼリー状のものが入っていて、途中で温度の変化にしたがって溶けだしたり、かけらが麺に混ざったりして様々な変化が楽しい。ほかに蒸し鶏(茹でかも)は異常においしく思えたし、ヘタどころか皮まできれいに剥いたプチトマトやら、基本通りに白髪ネギなんかが入ってて結構盛り沢山。これに麺の上の野菜類が加わるのだから、なかなかなボリュームなんだけど、スルスルっといける


終盤レモンが溶け出して結構酸っぱくなるのだけど、酸味が嫌いでしょうがないって人以外には胸を張ってお勧めできる内容だった。あれ、この店でこんなことっていつ以来だろう?去年の夏の冷やつけ以来かもしれない・・・いや、あの冷やつけも2回目に食べたときには異常にくどく感じられて、評価を覆したんだった(^^; 今回かなり満足できたのでまた頼むことがあると思うけど、去年みたいなことにならないことを祈るばかり。ちなみに去年と違って専用の割りスープは用意されてなくて、スープ割りを頼んだら「暖かくなっちゃいますけど良いですか?」って聞かれて普通のスープを注いでくれた。んが、これが割りスープの魚粉頼りでない魚介出汁を感じられて、つけ汁じたいのスープも引き立って、正直普段のつけのスープ割りより旨かった。暖かくなって香りが引き立つというのもあったし、これには非常に満足。ただ、レモンの酸味も引き立っちゃうので、それがいやな人はスープ割り前にレモンのゼリーを全部食べてしまうべきかな(^^;