コードギアス 反逆のルルーシュR2 第9話「朱禁城 の 花嫁」

「失禁城」に見えたのは俺だけでいい(同ネタ多数


前回うまく切り抜けたなぁ、と思ったのだけど、ルルーシュの二重生活をどう保つかについては何にも策が示されなかったんでどうするんだろう?って思ってたのだけど、今回も引き続き何も示されず。もしかして、ルルーシュとしての学園生活を切り捨てた?でも、その場合ロロやヴィレッタ先生をどうするのかって問題があるし、何より正体がバレることで(実質バレてるけど)危険が増すと思うんだけど。実際のところは?今回のカレンとルルーシュの学園へ戻ろうっていう会話はあんまり関係無いか・・・。しかし実現性のこの上なく薄い望みだなぁ、切ないことこの上無い。


中華連邦内輪と緑川の個人的な話は意外に面白かった。正直、日本を出て感情移入度が不安だったのだけど、小出しに星刻の内面であったり吐血させてみたりw感情移入の入り口を作ってたことや、結構定型な物語で構成されてることで巧く入り込めた。ていうか、天子様て何歳?今回の印象ではずいぶん背が高かったんだけど、もしかして中の人より年上なの?てっきり中の人と同じくらいの10歳未満かと思ってたんだけど・・・。年齢によっては星刻との関係も色々変わってくるしなぁ。
対してゼロの行動がどうも。星刻に感情移入させておくことで、ゼロをこの上なく鬼畜外道として見せつける展開は非常に良かったんだけど、その行動目的が不明瞭で安っぽくなってしまったことや(意図的に安っぽい悪党として描きたかったのかもしれないけど)、その前のチェスとかにあんまり意味を見いだせなかったりで全般に奮わなかったなぁ、と。同時に展開される元生徒会メンバー同士の、同じ陣営同士でありながらの確執や敵味方に分かれながらの共感なんかはかなり良かったんだけどねぇ。まぁ、会長のカレンへの共感はニーナからの拒絶を踏んだが故の展開なのかもしれないけど、ここで共感を覚えたっていうのがどうこれから関わってくるのかが楽しみ。


オレンジさん復活か〜言葉も直ってたし。前半で水中からの引き上げ品の話してたときにそっちに触れてくるかと思ったけど、期待のタイミングをずらしてサプライズにもっていった構成は見事。


しっかし、蓬莱島とは何というネーミングだいw