らぁめん大山 神田店

seemad2008-06-07


神デラ(えび塩スパイシー神田デラックス)平打麺・ニンニク1100


こっちこそ都内初進出。一応、元直系二郎で、店を閉めて故郷に帰り開いたのがここの本店なわけだけど、川崎店で食べた時の印象と同じくもう二郎の面影は無い。全体に分けると、塩そば系・とんこつ系・和え麺などのその他があるのだけど、汁そばには「ニンニク入れますか?」と聞かれる程度。ここら辺で日常的にラーメンを食べる勤め人は、この店とラーメン神田店が起源を同じくしようとは思うまいてw


頼んだのは神田店限定のフラグシップメニューらしい、神デラ。基本メニューの塩そばに揚げた桜海老が大量に乗る(?)海老塩そばやら、ガラムマサラ等9種類のスパイスの溶け込んだ海老油の乗る海老塩スパイシーやらがあって(具体的にはあんまりわかんない(^^;)、そのシリーズの集大成としてあるメニューらしく、スパイシーな香りと海老の油と揚げた実物の風味がガツンと来る。ちょっとほかでは食べられない風味で、カレーとまではいかずに適度な主張で存在感を示すスパイスがかなり好印象。カレーにしちゃうと何でもカレー味になっちゃって感動に欠けるから好きじゃないんだよね。海老の揚げ物にしても結構な大きさがあるにもかかわらず柔らかくて、正直、小海老の揚げたのを殻ごと食べる場合って口中にヒゲやらが刺さりまくるんで忌避してたんだけど、これにはそういうことがほぼ無くてちょっと感動。良い海老は違うんだなぁ。
それ以外にはネギ、水菜、メンマ、肉味噌、海苔、チャーシュー、味玉など。分厚くて大きなチャーシューが2枚、味玉が一玉入っていたのがかなりお得感。味玉頼まなくてよかった〜っていうか、知らずに頼む人きっといるよな(^^;
チャーシューはバラの三枚肉だったのだけど、味付けがやや薄めで柔らかくて旨い。ほんのちょっと二郎の遺伝子?

ただ、食べ始めは香ばしさやそれに反して結構あっさりなスープの味で食が進むんだけど、後半一気にしょっぱくなってややキツくなる。甘辛な肉味噌の味が溶け込むのもあり、揚げられたエビの塩気が溶け込むのもありかな?大盛りでも問題無いようにしてるのかな?ライスを前半にチャーシューで結構食べてしまったのもあって、逃げ場が無くなり如何ともし難くなってしまった。これは唯一にして決定的な問題点かも。野菜類をトッピングして、なんとか薄めるしかないのかなぁ。


しょっぱさは気になったもののポテンシャルの高さは確認できたので、多数ある別のメニューを食べにこよう。
ふと気になったんだけど、ラーメンを出してくれた店員が大山の影山店主だったような気が・・・本店じゃなくて今は神田店にいるのかな?店主がいる間なら確実に本来のポテンシャルを発揮してるだろうから、行くならまず近いうちかな。