炎神戦隊ゴーオンジャー

  • 第13話「GP-13「侠気マンタン」」

ぷーこりんのあれやこれやも驚きなんだけど、個人的には菅田俊。世代的にはビルゴルディなんでねぇ・・・去年の大河でミスターボイスの中の娘と親子役で出てたりして、東映特撮的に歓喜したのも記憶に新しいw
いかにもそういう内容に進みそうに見えて最終的に説教臭さもお涙頂戴も無く、コメディに徹底してるのが好印象。それでいて、押し付けがましくない程度に親子の関係の変化を見せてほんわかさせるのが巧いなぁ。ゲキに足りなかったものかもしれないなぁ、このバランス感覚は。

  • 第14話「GP-14「毎日ドキドキ」」

あのオッサン、最初あんなに凄かった割に後半のグダグダは何なんだw
怪人が滝に打たれて悟ったり、炎神の中身が入れ替わったり、変身名乗りの背景が及川奈央だったり、まぁ徹底的にギャグで、範人以外の部分がほとんど滑ってないのが頑張ってる感じ。戦隊のギャグって滑りがちなのが多いんだけど、これは頑張ってるよ。要素をピックアップして脳内で増幅しないと笑えないのとか多かったからなぁ。
炎神の中身入れ替えとか次回以降の新展開を前に、ギャグやりつつ軽くまとめた感じとかもあるかな?欲を言えば、合体後や必殺技にもう少し反映されてるとうれしかったけど、バンクを改変するのはちょっと荷が重いか。

  • 第15話「GP-15「炎神ストール」」

戦闘の連続にきっちりドラマが織り込んであって、さらに作品全体レベルでの新展開目白押しと、内容の濃さがいい満足感。敵の新キャラ、味方の新キャラを同時に盛り込んだのが大きな要因かな?

(これまでの敵<)これまでで強くなってるはずのゴーオンジャー<ヒラメキメデス
という実力関係が提示された後、
・・・<ヒラメキメデス<絆によって苦難を乗り越えたゴーオンジャー
というのが提示される流れがあって物語として成立し、さらには
・・・<ヒラメキメデス<絆によって苦難を乗り越えたゴーオンジャー<=空飛ぶ炎神
というさらなるサプライズが畳み掛けるように用意されてるのが、濃厚さの満足感につながってるのな。良いねぇ。