マクロスF 第2話「ハード・チェイス」

今作ではヒロインの歌が敵を誘引したり、結構直接的な働きかけなのね。敵を弱めるとか、怯ませるとか、蘇らせるとか、これまでは比較的間接的な関わりだったし、プラスではむしろ敵のものだし、一作一作役割が変わっているのが面白いなぁ。さすが河森作品。河森ノータッチの2は良くも悪くも、この点では前作そのままの継承なんだよね。


まず、まぁ見応えのあるアクションだこと。前回もかなりのものだったけど、物量よりは細かな仕草・単体でのアクションなんかは今回の方が見応えがあった。特にランカを助けるためにアルトが手を伸ばして、二人が手を取り合おうとするシーンが決まってるなぁ。それまでのメカアクションもいいんだけど、それはこのシーンのための前振りだったんだなぁ、と。
あと、これだけキャラクターが出てきて全く人間関係の理解が混乱してないのも巧いところ。キャラクターの情報を出し過ぎてないし、物語の必要以上に存在感を強調してないというのも大きいのね。もうちょい他のアニメに見習ってほしい。それに関して、今回は桑島声眼鏡巨乳(名前がわかんない;)が傍観者として物語に関わることなく進行して、彼女の視点で状況を冷静に見せてるのね。
とりあえず、シェリルがアルトとどう関わるかが楽しみどころ。典型的ツンデレキャラみたいな挙動が楽しいんだけど、どれだけ予想と期待に応えたり裏切ったりするのかが楽しみだわw


今回のスカル小隊って名前の通り第1作を踏襲したメンツなのね。黄色と黒の塗装はあんまり目立たないけど隊長はもちろんで、ミハエルが青でマックス、ルカが緑で柿崎、アルトが赤で輝ってわけか。ルカ/柿崎だけがキャラ位置にズレがあるけど、まぁデブや三枚目キャラが近年の美少女美少年ものでショタに置き換えられるのは一つのパターンだしね。と、いうと、ルカはともかくオズマに軽く死亡フラグががが、、、まぁ、この作品でどれだけキャラが死ぬかわかんないけど。7はあんまり死んでないし(一作ごとに作風をかえるから何とも言えないけど)。