true tears 第10話、第11話

  • 第10話「全部ちゃんとするから」

眞一郎と比呂美は上手くいった、けど、残りの三人(四人)はどうするの?、ってとこ。現状は眞一郎を中心に絡みきった糸を、眞一郎以外がいったん緩めにかかってる状態って感じかね。終幕へ向けて助走距離をとり始めた感じか。
まぁ、何はともあれ、やはり眞一郎と比呂美の今回最後のやり取りは非常に良かったのは確か。初めて「飛べた」わけで。まぁ、これまでのごたごたを経ずしては「飛べた」ことにならないとは思うけどね。


さあ、これから初めてリアルタイムで見るぞ〜

  • 第11話「あなたが好きなのは私じゃない」

とはいえ、そう簡単に御破算というわけにはいかない、と。そりゃそうだ。でも考えてみると、これで初めて正しい意味での三角関係になったんだよなぁ。これまで、それだけ微妙なところで付かず離れずしてたというのはちょっと凄い。
ここで気になるのは眞一郎と比呂美の関係。キスして頬を染める描写はあったけど、比呂美宅での二人の食事の様子が後朝風味に見えたりして。その程度によっては結構心象が違ってくる。とはいえ、やっぱり眞一郎に視聴者の憤りが集まらないように出来てはいるのだけど。


三代吉とアイちゃんは・・・簡単に丸く収まり過ぎにもお思えるんだけど、時間がないのはもちろんんことながら、こっちの展開を盛り上げてしまうと、それとシンクロしない本筋、眞一郎中心の人間関係の展開から視聴者の耳目を奪って、盛り上がりに水を差すことになってしまうだろうから、しょうがないとはいえ、ん〜、もう少しステップが欲しかった気もするなぁ。


ふと思ったのは、この物語中での雷轟丸と地べたへの感情移入や自己投影って、その時々によって結構変わるのね。乃絵が地べたに自己投影しているのにはちょっと驚いた。雷轟丸に感情移入(眞一郎に見立てて)こそすれ、地べたは比較材料だとばかり思っていたのが、ここ数回で眞一郎からも乃絵からも自己を投影される対象となってるんだよねぇ。眞一郎は乃絵の影響を受けつつ両方を行き来してるし。