電脳コイル 第21話「黒いオートマトン」

ここに至っての半ば仕切り直しの新展開とは驚いた。人間関係が大きく切り替わって第2部のような様相だよなぁ。


イサコ踏んだり蹴ったり。こんなに直接的に現実で追いつめると思わなかった。ここまで微妙に希薄になっていた現実の側を再度強調してきた感じ。
こうなるとどこまで事実でどこまで虚構かわからなくなってくるのだけど、4423と思しきにもらった人形とその記憶はどうなのか、4423の記憶を共有するヤサコ側に記憶の操作はあるのか、すなわち、病室でなくあの向こう側と思しい場所で出会った4423は実在したのか・何者なのか、というところに疑問の全ては帰結する感じ。
正直、ヤサコとイサコの記憶と感情の問題に関心がいって、自分としては猫目とか黒幕等々はサブ視聴テーマになってきたなぁ。ハラケンにもそんな感じ。オバちゃんはその肉体にのみ関心がある感じでw
あ、あと付け加えるならデンスケの行方には興味がある。やっぱり現実と非現実、事実と虚構、生と死のその境の存在としてこの作品の象徴であるのもあるし、何よりいつのまにかキャラクターとしてこの作品に不可欠な存在になっているしね。


さて、とりあえずこの悪化する現状を作り出しているのは猫目なのかどうか、タケルは?メガマスの目的は?というところか。急速に変化していっている人間関係にも興味が湧くところ。やっとこの作品に興味が湧くようになってきた(^^;