アイドルマスター XENOGLOSSIA 第3話「アイドルとマスター」

テンションが途切れないなぁ。喜ばしい。


これまで状況に振り回されるだけだった春香が、インベルに対して導き手になるという逆転が面白いんだけど、この逆転が違和感なく進行するのが上手いんだよなぁ。まず勉強に落ちこぼれる状況を見せておき、そこからいきなり実技を難なくこなす姿でギャップを感じさせておいて、その後に感じうるギャップのショックを柔らげてすんなり納得させるようにしている、ってとこか。
今回見て、やっぱりiDOLとアイドルマスターの関係は、我々アイドルに熱狂するファンとアイドルの関係を引き写したものなんだろうなぁ。少なくとも春香の場合においては。弥生との電話じゃないけど、インベルを男の子の主人公として置き換えて見てもちょっと面白い。「アイドルマスター」というコンテンツのキャラクターにアレンジを加えて長編ストーリーに仕立てるに当たり、そこにその女の子たちの恋愛相手としての男性を登場させてしまっては原作の味を損ない興醒め、ではどうするのか、という問いに対する答えがこれなんじゃないかと。


もう一つ今回思ったのは、エルドランシリーズが日常風景が秘密基地的ガジェット機能を持つコンセプトなのに対して、ここでは逆に秘密基地が日常的世界を装うという逆をいっていたり、勇者にも通じる部分があるけど、やっぱりサンライズ的な設定だなぁ、と。
あと今回iDOLの存在意義が語られたけど、ここら辺考えあわせるとさらにマシンロボレスキューが連想されてしょうがない。本来、人命・災害救助用のロボが妨害に対して戦うだけで、別に戦闘ばかりやってるわけじゃないとか、ロボとの心のふれあいとか、敵組織が強力な割に小規模だとか・・・ボスー中間管理職ーロボ担当、とか。んー、石田のキャラがシュタッ!とか言いそうな気がしてきたw


それにしても、伊織は物語中でたいした活躍もしてないのに完全にキャラが立ったなぁw