ウルトラマンメビウス 第49話 最終三部作 II 「絶望の暗雲」

何だか冒頭のインぺライザー撃退シーンが前回のあらすじ状態な薄さで、あれこんなシーンあったっけ?って戸惑う。何だか、前回の最後の引きが次回の冒頭の一瞬で終了してしまう平成ライダーを思い出した。ここを前回に含めちゃうと続き物としての体裁がとれなくなっちゃうのと危機感をあおる構成が成立しないのはわかるんだけど、ミライが倒れるとかウルトラダイナマイトとか前回からの既視感バリバリでどうも感慨が薄い。


んで、そこからの過去のゲストが駆け付ける展開だけど、ちょっと焦点が絞りきれずに漫然と流れちゃった感じでもったいない。ミライがウルトラマンになれないその衝撃と悔しさみたいなものをもっと軸にして、その窮地を救いに駆け付ける仲間達、という構図にすべきだったんじゃないか、と思うんだけど。
危機一髪の瞬間にフェニックスネストを救う、自らの体を盾にかばう、というシーンがザムシャー、ヒカリで頻発したのも単調になった要因かな。もうちょっと内容を絞り込んで短くまとめれば、最後のリュウの乗ったガンクルーダーの爆散に至る流れでかなり感度的に仕上がったのになぁ、と思う。ザムシャーの最期の言葉からヒカリがその刀をとって一太刀浴びせる流れとか、内容自体は猛烈に好きなんだけどねぇ。
で、ファントン星人は何しにきたの?キエテ・コシ・キレキレテは良かったんだけどさ(^^;


個人的に今回最大の感動どころはカコを気づかうトリピーのシーン。積み重ねが生かされているのは本当に素晴らしい。
あと、マットアローなw


で、次回予告にアストラ!