ウルトラマンメビウス 第8話「戦慄の捕食者」

いやぁ、詰め込んできたなぁ。ミクラスのパワーアップにまつわる色々、ボガールとツルギ、ツルギとメビウスリュウとセリザワの様々な関係やらに、果てはギャグまで。詰め込まれていても過不足なく、無理なく面白いのがやっぱりこの作品の上手いところ。
こんなに強くてかっこいいミクラスは初めて見たよw しかもエレキング以外にもネロンガとエレドータスって!てか1分長ぇ!w そして改造エレキングかよ!


過去の防衛隊の存在意義を問い直すリュウとセリザワの対話は良かったねぇ。実際、第2期以降は特に感じるところである問題だけに、そこを逆手に取って物語としてまとめているのが面白い。一方でツルギとメビウスの間でウルトラマンの条件を問い直す展開になってるのと、ある種対になってる感じ。この作品は「ウルトラマン」というものの分解・分析と再構築をやっているんだなぁ。
あと、「ウルトラ五つの誓い」の二つ目以降を聞いて軽く引いているリュウに笑う。


ツルギは体を借りてるのか。というより乗っ取り?一心同体というわけでも、顔かたちを借りてるのでもない、初めてのパターンだなぁ。あと、宇宙警備隊員のみ体が赤くなる設定か〜そんな設定を掘り起こすとは・・・M77人の立場は?(^^;
ツルギの謎は色々あれど、追われてたボガールがやられちゃったよ!次回はまだ生きてるみたいだけど、いかにも次回は最後っ屁っぽいのでボガールシリーズ終了?第1話からいわくありげにずっと出てきてたのに、1クールも経たないうち退場っていうのは何だか尻切れとんぼな感じがあるなぁ。何らかの連続性が維持されることを祈る。


今回食われてたのもサドラ?
いつも泰然自若というか暖簾に腕押しな隊長が、初めて焦ってたのも良かったねぇ。もしこの人が宇宙警備隊の隊長だったらさらに面白いんだけどw