ウルトラマンメビウス 第4話「傷だらけの絆」

前回までほどの完成度は無いかなぁ。
今まできっちりメビウスが登場することは想定せずに作戦が立てられていたのに、今回に至っては1分間しか稼働できないミクラス頼りなずさんな作戦過ぎると思うのだが。あくまでミクラスは近距離においての攻撃兼囮役と割り切って戦闘機による攻撃をメインに考えるべきじゃないの?大してダメージの見込めない地上からの手持ち武器による攻撃というのは少し納得がいかない。これでメビウスが登場しなかったらどうケリを付けるつもりだったんだろう?
あと、至近距離用武器としての角を封じる、という展開がありながら、それによる恩恵がほぼ無く直後に必殺技でまっ二つっていうのも展開の無駄があったように思える。確かにコノミのドラマに関しては重要だったし、良いように考えれば怪獣を怯ませる効果があったとも言えるが、ちょっと無駄じゃない?
ドラマ的にもちょっと言葉に頼り過ぎというか、妙に饒舌な分だけ各人に緊張感・危機感が薄くなり、結果的に物語が緩いものになってしまっている気がした。残念。
ドラマ・ストーリー的には補佐官と隊長のやり取りとか、メテオールの発動権限が隊長に移管されるとか、補佐官が記者会見までやってるとか、特撮的にはミクラスの表情の豊かさとか色々面白い部分はあったんだけどねぇ。


今回も、隊長がウルトラセブンに関しての知識を披露しかけてボロを出しかけたミライをさりげなくフォローするシーンがあったねぇ。なおさら怪しいw
あと、ミサキ総監代行とミライについて話してるシーンもあったけど、なんだか彼女も怪しくなってきたぞ。しかし、ウルトラな女性って母かユリアンしかいないんですけど・・・思い過ごし?それとも女装?(^^;