つじ田奥の院@飯田橋

煮干し蕎麦(上)980+肉めし330


つじ田飯田橋店の裏手に出来たセカンドブランドに何となく来てみた。表通りでつじ田は店外に待ちが出来ていたが、こちらはガラガラ。まだ知名度が低いのもあるのだろうけど、値段やガッツリ感で表通りのつじ田の方が一般的に受けるのだろう。あと、こちらは店の敷居が高い(^^;
(上)というが、具が多い特製バージョンというところか。チャーシュー四枚、味玉、海苔、大量のざく切りネギ、色の濃いメンマが載る。ラーメン本体としては濃い醤油色の透明なスープに灰緑褐色の煮干し油?が浮き、ポクポクとした歯触りの白いストレート細麺が入る。全体的には昨今のニボニボの流れを受けて青森煮干しに寄せた感じの、多少苦みも出した強い煮干し感。ただ、青森煮干しよりは甘さが控えめかな。そのしょっぱさもあって大きめのざく切りネギがよくあうし、甘めのメンマとの取り合わせも良い。ただ、ちょっと中庸ともいえるかも。
肉めしはチャーシュー・ざく切りネギに甘辛タレをかけ、粗挽き胡椒をふりかけたもの。タレが甘過ぎる感はあるが生姜風味があるのが有り難い。なかなか美味しくはあるのだけど、チャーシューがラーメンに載ってるものと別物なのが気になった。ラーメンの方はハムのようなミシっと硬めなものだったのが、こちらはいわゆるチャーシュー的に柔らかいものだったのだが、たまたま?

値段は高いがしっかり旨くて満足。趣味を言えばもっと苦くても良いが、甘みを削ったのを考えてもより一般的な味を狙ったんだろうからこれで良いんだろう。チャーシューが趣味でなかったけれど、その分、ネギとメンマを足してまた食べたい。