たまゆら ひとつめ:「大好きがいっぱいの町、なので」ふたつめ:「水色の小さな切符、なので」

やっとこさ見る。
そりゃもう佐藤順一なので確実に面白いのだけど、展開として少々気になったり。主人公の風がちょっと引っ込み思案で初対面の人間とのやりとりに戸惑う、って状況は繰り返し描かれるのだけど、そこから馴染むまでの経過が全部すっ飛ばされちゃってる。まぁ、麻音・のりえとの関係性でも既に幼馴染みで仲の良いかおるが間に入るからスムーズに行くし、そういうものはひとつめとふたつめとの間の余韻で済ませられるということで、2本のOVAという短期決戦なりの仕込みがなされていて普通には問題無いわけで、これは自分の考え方や重点の置き方の問題だろうなぁ。
あと、からし色のカラータイツはちょっと懐かしかったり。作るのに時間のかかるメディアだから作り出した時の流行をあんまり機敏に盛り込み過ぎると、移り変わりの早いものはむしろ古びちゃうんだなぁ。