それでも町は廻っている 第2話「セクハラ裁判が大人気」第3話「猫省年」

つまらなくは無いんだけど、、、と同じようなことをまた書く訳だけど。何だか、この作品の面白さを、アニメスタッフと自分とでは違うところに感じているように思えてきた。笑わせようとしているポイントが違うというか。石黒作品てコマや台詞自体の面白さよりコマからコマへの流れの中でのズラしやスカしによる笑いが主だと思うのだけど、このアニメでは個々のカットの状況で笑わせようとするのがどうも気になる。例えば、妙に陰が濃い怒り顔をやたら長い時間強調してみたり。常に細かな動きを仕込んでみたり。どうにも散漫になっている印象が強い。
原作ファンとしては、このアニメで面白いと思って原作に入ってきて欲しくないとさえ、、、ちゃんとメディアごとに面白さの求め方を切り替えられる人ならともかく、区別が出来ない人には。