世紀末オカルト学院 第13話「マヤの文明」

seemad2010-10-11

大小文明の接触の可能性は最初から想像されていたし、文明に起因する悲劇のループみたいなものを離脱する要因がよくわからないままクライマックスに突入してしまって、ちょいとポカーンとしてしまったり。
とはいえ、各所のドラマ、特に最後のお父さんによるパートは素晴らしかった。なるほど、オカルトによって家族を失い、オカルトによって家族を回復、新たに得る物語だったのね。現代的なテーマだわ。
でも、文明の側に男が立てばともかく、マヤの行動を冷静に見れば結構ヤバいよなぁ。逆光源氏だもんなぁw


多少、薄っぺらさや強引さは目立ったけど、良い作品だったなぁ。今時、話と人物とテーマのこういうバランスってちょっと珍しかった。俺は好きなんだけどなぁ。過剰なキャラ萌えや内面描写は物語の流れの妨げになるわけで。