Angel Beats! 第4話「Day Game」

OPのゆったりとしたテンポにロック調ってのは微妙に合ってない気がするけど、慣れの問題かねぇ。絵に合わせるために曲のテンポをいじれないがためのこの現状なんだろうけど。


まぁ、麻枝の人は野球が好きだねぇ、など思いつつ。ゆりがほとんど私怨でメンバーを動かしてることやら、やってることが真剣なのかお遊びなのかわからないとかは、こういう学校というものを抽象化したテーマの作品性であったり、生き残るために馬鹿をやってるような設定の中ではそう気にならない。
問題は、成仏することのこの作品内でのスタンスが固まっていないこと(主人公音無の中で定まってないから、ということなんだろうけど)。他者から勝手に消されるのを拒んで生き続けた先に何があるのかと考えれば、自らの手で執着を解放して成仏するということは確実にあるはず(生き続けるという選択肢もあるけど学校をテーマにする以上それをやると別の問題が発生する気がする)で、それをさせないということは下手すると勝手に消されていく生徒のように、他者が生き方を強要することになってしまわないのか。
あと、日向のキャラが依然として薄く主人公との関係も薄い段階で、しかも思い入れたっぷりこれをやってしまうことにも違和感があるなぁ。岩沢は単純にアーティストとしてのキャ立てだけはしっかり為されてて、しかも消えてしまう現象の最初の確認例だったから問題無かったわけで。


何だか引き続き惜しいアニメだな。