ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第4話「インタビュー ウィズ ヴァンパイア」第5話「シャドウ オブ ヴァンパイア」第6話「フロム ダスク ティル ドーン」

まとめてざっくり。
国家と種族を巻き込んだ大騒動が、結局のところ主人公とヒロインの関係性に集約されるんだな。悪い意味で言われることもあるけど、これは全く嫌悪感を感じない。よくある悪い例では、結局二人の関係にしか視点があたってなかったりしてせっかくの背景が言葉でしかない場合が多いんだけど、この作品では世界と学校と二人の関係に偏りが少ないのが良いんだな。
ていうか、てっきりもっと二人の関係性は衝突があってももう少しべったりな方向で進むのかと思いきや、ここまで決定的に断裂するとは思ってなかった。恋人としての関係が確定しているのでなく(むしろそれはクラスメートヒロインの方)、恋人としての関係を構築していく物語なんだな。おそらく、それが人間とヴァンパイアの関係性と二重写しになっているんだろう。