極濃麺家初代 一本氣@小岩

seemad2009-06-28

特製ラーメン1000+ライス(小)100


金曜深夜にすでに閉まってるのを初めて見て、妙に整った看板に資本系かな?と思ってたら、翌日のらーナビの達人速報にこの店が上がってて、ちょっと気になって行ってみる気になった。


行ってみると13時過ぎだというのに満席で、並ばざるをえない状態。あとで店主らしき店員と知り合いらしき客の会話を聞くに、何かに掲載してもらって云々、嬉しい悲鳴云々。らーナビのこと?結局、自分が入ってちょっとしたらスープ調整に数十分営業を中断してしまった。
まあ、満席なのは女性客のせいも・・・ね。


んで、ラーメン。
粘度はそんなに高くないものの、濃度をしっかり感じる豚骨スープ。底には砕けた骨がザラリと沈む。
麺は家系かそれよりやや細い?ちょっと軽めのモッチリ感はあまり無くプリプリ感をメインにしたもの。
具はデフォルトで白ネギ、海苔一枚、チャーシュー1枚入るのかな?メンマと山クラゲが入ってたけど、この両者が入ることは珍しい。それ以外にも刻みタマネギっぽいものが沈んでいたり?特製はそこに海苔とチャーシューが増え、茹でキャベツと味玉が加わってたけど、先述の会話では特に縛りは無いので季節で変えてもいいようなことを話していた。
家系と博多豚骨系出身というので勝手にその間のものを想像していたら、そこよりややド豚骨へ方面へ行って、修業先のわかりやすい要素は残ってない感じ。個人的に麺の軽さとチャーシューの軽さが気になったかな。チャーシューに関してはこの味付けと脂身の控えめ加減が、細麺の博多豚骨では合うのだと思うけど、この中太麺を食べさせるためのスープには少し物足りない。


魚介は全く無いのだけど、骨の粉末や豚骨感、麺の軽さなんかで御徒町のめん屋いなばを思い出した。麺が余り好みでなかったりするのもあるのだけど、とりあえずこれだけのしっかりした豚骨が食べられる店は無かったと思うので、これからの展開も楽しみ。