鉄のラインバレル 第15話「ベクトル」

何かしっくりこないなぁ。駐日米軍に逃げ場が無い(んだよね?)ということを強調してくれれば、浩一たちを引き渡すか戦うかの二択しかないゆえにあの決死の行動に至るという点に納得もいくのに、正直、見てて何でこの人たちこんなに必死なんだろう?脱出して貴重な戦力を温存した方がいいんじゃない?という気分に。見終わってから脳内補完しないといまいち納得出来なかった。
浩一が絵美を守るという宣言にしても、絵美の感情が不鮮明かつ不可解で感情移入できないんだよなぁ。せめて浩一が絵美を好きで好きでたまらないような描写でもあれば、そこで納得するんだけど、肉体への視線以外は未だ微妙なままだし。主人公だからヒロインを守る、という以上のロジックを感じられないんだよねぇ・・・浩一がそういう単純なヒロイズムから脱却しつつあると加藤が解説しているのに皮肉なこと。