鉄のラインバレル 第3話「蒼の戦慄」

何となくこのキャラデザのメリットがわかり始めた。原作のきれいな絵に比べて、より情念とかを強調するのに向いてるんだよね。この作品が主人公のきれいで格好良い活躍を描くものでなく、人間の矮小さ弱さを描くことに主眼のある作品であればこれは有りだと思えた。主人公を蔑み怒り、同時に同情し共感するにはこの絵柄の方が適しているのかも。ただ、もう少し頭の形とか整っていると見辛くないのだけど。
とりあえず、ロボットという力を手に入れてまで比較すれば無力なはずの矢島に庇われていることの情けなさ・悔しさは強烈に共感できた。