二十面相の娘 第18話「恐怖塔」

何だか一気にオーバーテクノロジーの世界に入ってしまってやや呆然。これまでのレトロSFチックなな匂いがどこへやら、な〜んかとっ散らかった印象になっちゃったなぁ・・・見てる最中の緊迫感としてはかなり面白いのだけど、見てる最中からあるモヤモヤが見終わると一気に膨張してくる。今更ながら、二十面相は戦時中にいくつの研究してたんだよ、とか。今までいくつか出てきたけど、今回のものに関してはそれに専従していたような描かれ方で、今までのは?となる。研究を破棄しては新しい研究へ、っていうのは不自然だよなぁ。人のためにならないとわかって破棄しておきながら、また兵器の研究ってのもおかしな話だし。ん〜・・・、原作由来なのかな?そうだとしたら結構ここら辺は行き当たりばったりに展開を作ってたように思えてしまうのだけど・・・。作品自体が面白いだけ、玉に致命傷とはいかないけど、玉に1ヶ月の怪我くらいの残念さがある。