陽あたり良好! 第10話「エッ勇作が野球部に!?キャプテン関の猛ノック」

ラストシーンの巧さは流石。原作未読者の勝手な想像だけど、あれって原作の良さもありながら、アニメ化によるタイミングの絶妙さと情報量の調整がかなり大きい気がする。勇作の右側の空間の空虚さとか、表情と動作の固まり方とか。


あと、思ったことは最近のあだち作品に比べて恋愛描写がうぶなのな。最近はもうほとんど成立してるのに直前で引っかかってるっていう作品が多いものだから、出会いからの発展ていうのがすごい新鮮に感じられた。しかもここまで物語の中心が狭い範囲での恋愛に傾いてるわけで、群像劇での恋愛描写が主になってる最近の作品とは趣が違ってこれまた面白い。