絶対可憐チルドレン 第１話「絶対可憐！その名はザ・チルドレン」

今更ながら第１話視聴。

ん〜三人のキャストはイメージとかなりズレるなぁ・・・。これは俺の平野アレルギーだけではないと思う。葵がこの声だと最初から知らされてたらこんなに愛着無かったろうなぁ・・・。紫穂も地味な分決定的なズレを感じてしまうし、薫はどうも小動物っぽすぎるというか独立した自我を感じないというか・・・平野臭が強すぎる。平野の演技ってどこか小手先だけって感じがしてしまうんだな。
合ってるところは、賢木、大鎌、兵部辺り。こいつらに関してはかなりイメージ通りで嬉しかった。特に兵部の一見若いようで中身年食ってる感じは、遊佐の声のイメージそのもので、楽しい。
それ以外は微妙にズレてるんだよねぇ。ますみん、声を老けて作りすぎてるとか、局長は小杉では格好良すぎるとか、皆本は屈強すぎるとか・・・。まぁ、これは慣れで対応できるかな。

物語としては原作を再構築して巧くまとめてるとは思うんだけど、三人を嫌な奴に描き過ぎてたり、見せ場優先でドラマの描き込みが薄かったり、物足りなさは目についた。三人はある意味被害者であるので、虐げられてる様子をほぼ描かずにあれではただの性格がひん曲がってるメスガキになってしまう。そりゃ子供を虐待してるように思える描写は放送コードに引っかかるのかもしれないけど、何か別の形でもう少し強調しなきゃいけない部分だったと思う。
あと、桃太郎が最初から兵部にくっついてるてことは、戦中のエピソードとか遺産とかの話は大幅にオミットされちゃったりするんだろうか？これも放送コードかねぇ・・・兵部のパーソナリティの根幹をなす内容なんだけどねぇ。