麺屋海神@新宿

seemad2008-04-28


あら炊き塩らぁめん焼おにぎり付き950


新宿のこの辺で、と探したらめぼしいのはこの店くらい、けれどこの店の由来やら、店の外観の余りのそそらなさに期待度極低で訪問。以前は池袋でかの神の舌を持つとかの石神氏のプロデュースのもと毎日新鮮な魚のあらをスープに使う「鮮魚系」を掲げて開店したのが、一旦閉店、新宿で石神氏と関係を切って再開したとのことで、そこら辺の話を聞くにどうもテンションが下がる。
メニューはあら炊き塩と辛塩だけのラーメンと焼おにぎり付きのバリエーション、あとご飯もの等。基本と思しいあら炊き塩の焼おにぎり付きを注文。毎日仕入れたあらの魚種を紙に書いて張り出しているとのことで、今日は鯛・鮭・鱈・平政辺りだったか。


出てきたラーメンは透明なスープに細麺が入り、白髪ネギをメインに針生姜・茗荷・大葉とあと何か(^^;の五種類の薬味、あと海老と鶏のしんじょうが乗る。
いや、これが旨い。スープの魚の香りは良いし、薬味もそれぞれの香りがスープとマッチしているし、麺に全く負けていない。茗荷は嫌いだけど、これはアリに思えた。ただ、これはしょうがないことなのかもしれないけど、香りもすっきりとした旨味も、麺による濁りとこちらの慣れもあるのか、後半どんどん味気が無くなっていく。麺がちょっと多すぎるのもあるのかな?さらに、勧められる通りに焼きおにぎりを終盤スープに投入したけど、まぁこれでさらに濁るのはあるんだけど、もう少し味わいに鮮烈さが欲しかったと思う。これはこれで結構美味しいんだけど、一口目の印象がかなり良かっただけに、ね。

とはいえ、予想以上に旨かった。期待を限界まで下げてたのもあるけど、これなら問題ないと思う。これでもう少し店舗のある二階への階段や、屋外の路上看板がきれいならねぇ・・・