コードギアス 反逆のルルーシュR2 第3話「囚われ の 学園」

一難去ってまた一難というか、前回あれだけ巧いこと行っておいて、今回はいきなり危機か。結構押せ押せムードで安定してた1期から打って変わって、2期に入ってあんまり安定した状態を作らないようにしてるのかな。あんまりすっきり勝ち続けられないのもZガンダムとイメージがダブる(^^;


やや引っかかるのは、建国宣言前にC.C.と入れ替わっておくような用心深さを見せておきながら、身一つで敵地へ乗り込んでしまった軽率さ。身の回りの記憶改竄を見て、明らかにギアス能力を持つ敵がいることは予想がつく状態でありながら、なおかつ状況的に不透明な材料が多すぎるのに、そこら辺に関係無く行動してるのには物語運びにややご都合が垣間見える感じ。
ちょっと見えなかったのは、ルルーシュが敵の目的がC.C.であることを理解してるのかどうか。カレンが理解できてないのはバニガの件で文句つけたことを見るに明らかなんだけど、それはギアス能力自体知らないんだから当たり前。なぜ自分が泳がされているのかを考えないはずがないので、おそらくルルーシュは理解してるんだろうけど、具体的な描写は無かった気がする。


前回のヴィンセントの強さはロロのギアス由来だったのね。物語の流れ的には、ルルーシュに肉親の情的なものが育ってしまっていて云々、最後までそれを捨てきれず偽の兄を助けて悲惨な最期を遂げて腐女子号泣、みたいな流れなんじゃないかと。今回と既に出てる絵の表情なんぞから想像するに。