紅 第1話「極夜」

今回こそ本気で「RED GARDEN」を見てなかったことを後悔。これだったら確実に面白かったに違いない、と「紅」を見てから思うのでありました。


いや、いいなぁ。かなりすっ飛んだ物語の中で、プレスコの演技と不安定さを大事にした作画がリアリティを添えることでアニメとして絶妙なバランスになってるのね。おそらく、このリアリティだけだとほんのちょっと物足りなさもあるんじゃないかと。
しかし、プレスコって本当に空気感が変わるねぇ。黒い人なんか特にその揺らぎ具合に新鮮さを覚えたし。
ちょいと物語の背景的にわかりづらく駆け足なところが多いのだけど、気にしなくていいのか、おいおい見えてくるだろうから問題無いんでしょう。何はさておき、主人公二人の関係性の元の物語を楽しみましょう。


と思ってたのだけど、声優を確認すべく覗いたウィキペディアでやたらこの作品の背景のゴタゴタした、良くいえば作り込んだ、悪くいえば厨臭い設定があることを知って、正直愕然とした。これらがあんまり表に出ないで、人間ドラマとして進んでいってくれるなら楽しみではある。