BAMBOO BLADE

オッパイと尻。何やら基本的におっぱい好きな作画のなされるこの作品だけど、ここまで強調されるとまたよろしいのう。ていうか洋物・和物の差の表現に拍手。何か顔がAIC A.S.T.A.の別作品キャラみたいに見えるのはご愛嬌。
オリジナル話ということだけど、前回までに自分の能力を歯痒く思う都という軌道はしっかり敷かれていて、構成の確かさを感じるところ。
しかし、なんつうオチw

  • 第20話「ブレイバーとシナイダー」

何という濃さだw 特撮(とその関連)をアニメで表現するという点で頂点を極めたなw
オタク視聴者的に気になった点がいくつか。今回の内容的にブレードブレーバーは10年前の作品で、それに現在タマちゃんがハマってるってことになるわけだけど、あの若さで現在進行形の作品そっちのけで過去の作品にドハマリってどういう濃さだよw 15でしょ?5歳の時の作品がフェイバリットってそう無いよなぁ。あと、あれだけテクニカルな批評を行いながら、作品内容へのあの没入っぷりっていうのも凄い。普通なら批評を行おうと思えば思うほど送り手・視聴者の関係から第三者として逸脱してしまって、没入できなくなりそうなものなのだけど・・・。あれ、これって俺だけ?(^^; 作品内容を楽しんでる自分と批評しようとする自分の二分割にされて、片方に自分を絞り込めないんだけどなぁ。頭のいい人は違うのかね?一回目は没頭して見て、完全な状態で脳内メモリに蓄積して脳内で批評的な二度目の視聴を行うとか?
閑話休題
新キャラの鈴木さんの作品内での方向性が気になるところ。あらゆる点でタマちゃんと方向性が似て、なおかつ凌駕してるという特性からして、タマちゃんとの比較による何かしらの展開が待ってるのはわかる。要はその方向性で、おそらくタマちゃんの未だ知らない敗北を教え込む役割を担っているのだろうけど、価値観的に正か負かという点。鈴木さんて現状だと、完全に肯定的に描かれてないように思えるところがあるのが引っかかりどころで、もしかして、タマちゃんの望むべからざる成長を遂げた将来の姿として描かれたりするのかな?と。(一つか二つ年上だよね?)彼女もタマちゃんもこの二人の衝突によって道を正すとか、そういう結末かななんて思ったり。方向性が近くそれでいて能力が上回ってる人間に出会って成長する、ってだけのことはこの作品ではしないと思うしね。