もっけ 第10話「カマイタチ」

盛り上がるべきシーンに主題歌使うのよさない?曲調も歌詞もシーンからずれてると思うんだが。そもそも作品ともずれてるような。せっかくのシーンで盛り下がりは勘弁してほしい。


ここのところクオリティが安定していて嬉しい。
ほんの少し気になったのが、ナレーションに入る瑞生の声が物語内より年上な感じがすること。内容も回想のような文面になってるから、実際に成長した何年か後の瑞生によるものであっても不思議ではないのだけど、箇所によってはつい先日のことを近過去として回想するような雰囲気があったりして(大きな心境や環境、考え方の変化がない)、ちょっとちぐはぐに感じないではない。


今回だけのことでないんだけど、物語とそのまとめとなる部分の論理というか考え方が完全に地繋がりでなくて、そこに飛躍があるのが面白い。その飛躍の中途にあるべき何物かを感じさせて、物語で直接語られたことだけでない広がりがあるんだよね。文学的とも感じる。これってどれだけ意図的にやってるんだろう?